ホンダの人気スクーター「PCX」。
燃費の良さ、乗りやすさ、スタイリッシュなデザインで多くのライダーから支持されていますが、新車価格は約40万円前後と決して安くはありません。
目次
PCXとは?
ホンダPCXは、125ccと150ccをラインナップする人気のスクーターです。
優れた燃費性能(50km/L以上)、快適な乗り心地、都市部での取り回しの良さが特徴で、通勤・通学からツーリングまで幅広く活用できます。
- PCX125:新車価格約36万円〜
- PCX150:新車価格約42万円〜
- e:HEVモデル:新車価格約45万円〜
これらを安く購入する方法を見ていきましょう。
PCXを安く購入する10の方法
1. 決算期・在庫処分時期を狙う
バイク販売店の決算期は大幅値引きのチャンス:
3月決算期(2月〜3月)
- 年度末在庫処分で10〜20万円値引きも
- 販売店のノルマ達成のための特価販売
- 新年度モデル投入前の旧モデル処分
9月中間決算(8月〜9月)
- 上半期売上目標達成のための値引き
- 夏のボーナス商戦終了後の在庫調整
年末年始(12月〜1月)
- 年内納車キャンペーン
- 年始初売りセール
2. 型落ちモデルを狙う
新型発表後の旧モデルは大幅値引きのチャンス:
- 新型発表直後:旧モデルが20〜30%オフ
- デザイン変更時:外観変更前モデルが特価
- 排出ガス規制更新時:適合前モデルの在庫処分
機能的に大差がなければ、型落ちモデルは非常にお得です。
3. 複数店舗で見積もり比較
同じPCXでも販売店によって価格が大きく異なります:
比較すべき項目
- 車両本体価格
- 諸費用(登録費用、整備費用など)
- オプション価格
- 下取り価格(乗り換えの場合)
- アフターサービス内容
4. 中古車市場を徹底リサーチ
中古PCXは新車価格の50〜70%で購入可能:
狙い目の中古車条件
- 走行距離5,000km以下:まだまだ新しい状態
- 年式3年以内:最新装備を安価で
- ワンオーナー車:整備状況が良好
- 事故歴なし:安心して乗れる
おすすめ中古車検索サイト
5. オークション・フリマアプリの活用
個人売買なら中間マージンがカットされてお得:
ヤフオク
- 業者出品より個人出品が安い
- 終了間際の入札で掘り出し物あり
- 落札相場を事前にチェック
メルカリ・ラクマ
- 価格交渉が可能
- 地域限定で直接取引も
- 出品者の評価を必ず確認
※注意点※
- 名義変更手続きの確認
- 現車確認は必須
- 整備記録簿の有無をチェック
6. 下取り・買取を上手に活用
現在のバイクを高く売って購入資金に:
高く売るコツ
- 複数業者で査定比較
- 洗車・清掃で印象アップ
- 整備記録簿・取扱説明書を用意
- 純正パーツは必ず付属
おすすめ買取業者
- バイク王:全国対応・高価買取
- バイクランド:出張査定無料
- レッドバロン:下取り特典あり
7. ローン・リースの有効活用
一括購入が難しい場合の分割購入術:
低金利ローンの選択
- 銀行系オートローン:年利2〜4%
- 信用金庫のバイクローン:年利3〜5%
- ディーラーローン:年利6〜8%(キャンペーン時は低金利)
リースのメリット
- 月々定額で乗れる
- 車検・整備込みプランもあり
- 3年後に買取・返却選択可能
8. 展示車・試乗車の購入
ディーラーの展示車や試乗車は新車同様で安価:
メリット
- 新車価格の10〜20%オフ
- 正規ディーラーでの購入で安心
- 保証期間も通常通り適用
注意点
- 在庫は限定的
- 傷や汚れがある場合も
- 人気車種は競争率が高い
9. 地方店舗での購入
都市部より地方の方が価格が安い傾向:
地方購入のメリット
- 人件費・賃料が安く価格に反映
- 競合が少なく在庫が豊富
- 親身な接客でアフターフォローも良好
注意点
- 交通費・輸送費を考慮
- アフターサービスの利便性
- 納車方法の確認
10. タイミングを見極めた交渉
価格交渉を成功させるタイミング:
交渉しやすい時期
- 平日の午前中:スタッフに時間の余裕
- 月末・四半期末:売上達成のため
- 天候不良の日:来客が少ない
交渉のポイント
- 他店の見積もりを提示
- 即決の意思を示す
- オプション込みでの交渉
- 現金一括払いをアピール
購入費用を抑えるその他のコツ
必要な諸費用を理解する
PCX購入時の諸費用内訳:
法定費用(削減不可)
- 自動車重量税:4,900円(125cc)
- 自賠責保険:7,540円(1年間)
- 軽自動車税:2,400円(年額)
販売店手数料(交渉可能)
- 登録代行費:10,000〜30,000円
- 車庫証明代行費:5,000〜15,000円
- 納車費用:5,000〜20,000円
オプション選択の最適化
必要最小限のオプション
- ヘルメット:安全のため必須
- チェーンロック:盗難防止
- 雨具一式:実用性重視
後から追加可能なオプション
- カスタムパーツ
- 大型トップボックス
- ウインドスクリーン
保険料の節約
任意保険の選び方
- インターネット割引:最大20,000円オフ
- 年齢条件設定:適切な設定で保険料削減
- 車両保険の要否:中古車なら不要の場合も
おすすめ保険会社
購入時の注意点
悪質業者を避ける
要注意の販売店
- 異常に安い価格設定
- 諸費用の内訳が不明確
- 契約を急かす
- アフターサービスが不明
現車確認のポイント
チェック項目
- エンジンの始動性・異音
- ブレーキの効き具合
- タイヤの摩耗状態
- 外装の傷・凹み
- メーター表示の確認
保証・アフターサービス
確認すべき項目
- 保証期間と保証内容
- 定期点検の費用
- 消耗品交換の工賃
- 緊急時のサポート体制
まとめ
PCXを安く購入するには、決算期の狙い撃ち、型落ちモデルの選択、複数店舗での価格比較が効果的です。中古車市場の活用や個人売買、下取り車の高価買取なども組み合わせることで、新車価格より30万円以上安く購入することも可能です。
また、購入後の維持費も考慮し、保険や諸費用の最適化を図ることで、トータルコストを大幅に削減できます。PCXは燃費が良く維持費の安いバイクですが、購入時の工夫次第でさらに経済的に乗ることができます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!