「コンビニの廃棄弁当が無料でもらえる!?」という衝撃的なニュースが話題に!
これはいい案!すごくいい考え!
困窮家庭のみで受け取れる制度が必要だね
など様々な声がSNSで上げられています。
フードロス削減の一環で注目されているこの取り組みですが、物価高騰で色々なものが値上がりしている今、家計の救世主にもなってくれそうです✨
この記事では、このコンビニ廃棄の無料配布施策の概要と、実際にもらう方法や注意点などを紹介します。
※2025年7月に開始する新しい取り組みです!現時点(2025/4/17)で発表されている情報をもとに記事を作成しております。
目次
コンビニ廃棄の無料配布施策の背景とは?
消費者庁が主導し、全国のコンビニと連携して行うものです。
目的は「食品ロスの削減」と「困窮家族への支援」の2つです。
フードロス問題の深刻化
農林水産省の統計では、食品小売業で年間49万トンもの食品ロスが発生しており、コンビニ1店舗あたり毎日20品近くが廃棄されているといわれています。
公正取引委員会は、2019年10月から2020年8月にかけて全国の大手コンビニエンスストア5万7524店を対象におこなった調査(1万2093店が回答)から、大手コンビニが食品を1店舗あたり年間468万円(中央値)廃棄していると報告しているとのこと。(参照:SDGsACTION)

恵方巻みたいな、イベントが関わる食費が大量に廃棄されているってニュースで話題になってましたね!( ゚Д゚)
アルバイトの持ち帰りも厳しく禁止されているって話をよく聞きますよね。
まだ食べられそうなのに、もったいない…!
SDGsや環境意識の高まり
廃棄になったフードの廃棄するためにもお金がかかります。
「廃棄コスト」は本部ではなく加盟店舗の負担だそうです。
廃棄物が増えるということは、環境にもよくありません。
また、「食品廃棄がストレスで退職」するひとが4割いる!という驚きの調査結果もあります。(参照:SDGs ACTION)
「廃棄になるとお店・環境への負担になる」なのに、「まだ食べられるものを廃棄しなくてはいけない」という矛盾を毎日目にしなくてはいけないのは、とてもつらい仕事です。
コンビニ業界の社会貢献・イメージアップ+物価高騰における国からのの支援策の一環として始まるのが、今回のコンビニ廃棄弁当の無料配布あのではないかと考えてます!
コンビニ廃棄の無料配布の方法とは?どうやってもらう?
対象商品
配布対象になる食品は、販売期限を過ぎたが、消費期限や賞味期限はまだ切れていない商品。
(食べれるのにも関わらず、今までは廃棄されていた食品が対象)
食品の種類は、お弁当、サンドイッチ、スイーツが中心になるそうです!
無料配布の対象者
現在公表されている条件は、住民税非課税世帯や児童扶養手当受給世帯といった生活困窮者です。
この条件に関しては、ネットでも賛否両論あり変更になる可能性もあります。
【SNSの声】
「非課税世帯に基準をするのはやめて欲しい。資産があって年金暮らしの高齢者もいれば、安い賃金で働いて生活苦しい課税対象の現役世代もいるのに…」
「非課税じゃなくても、物価上がってるから!給料低い人にも配ったらダメなの?」
「本当に生活が困窮してる人はスマホを持ってないのでは?」
(参照元ページ:https://mataiku.com/articles/breakingnews-b02-20250416/)
配布方法
対象者は、「マイナンバーと連携した専用アプリに登録」が必要となる予定です。
①店員が販売期限を迎えた商品をアプリで登録(写真+個数)
②店舗から半径350メートル以内に住む登録対象者に通知
③対象者はアプリで先着順にクーポンを取得
④クーポンを提示して、該当商品を無料で受け取る
まだマイナンバーを持ってない人は、早めに作っておいた方がよさそうですね!(発行に2か月くらいかかります)
無料配布を実施する予定のコンビニは?
◆対象地域
最初は、3つの政令指定都市の3店舗でテスト導入をします。
テスト運用後、問題がなければ全国のコンビニへと展開される予定とのことです。
◆対象のコンビニ
本日時点で、どのコンビニで実施するかまだ公表されておりません。
ただ大手コンビニエンスストアはこの施策に乗ってくるのではないかと考えてます。
「こども宅食」などを実施して、子供が無料でお弁当を購入できる施策を運用しているローソンや、「ファミマフードドライブ」など食べきれない食品の回収&寄付を行っているファミリーマートなど、既に自社でフードロスに対する施策に取り組んでいる企業もあるようです。
国をあげた大きな施策になるのであれば、参入してくる可能性が高いと考えてます!
まとめ
長い間問題視されていた、「コンビニの廃棄問題」ですが、今回の施策によって少しでも削減出来たらいいなと考えてます。個人的にはとてもいい施策だと感じました。
ただ、この制度を悪用して、本来助けを必要としている人に届かない事態は避けてほしいなと思います。
コンビニ店員さんの負担が少しでも減って、みんながうれしい結果になることを祈っております。
最後まで読んで頂きありがとうございました。